前回スピッツのネタを書いてからはや一ヶ月強、その間もずっと通勤中にスピッツを聞いていたのですが全く飽きない。その情熱を活かしてまたスピッツについて書きたいと思う。今回は曲紹介。
特に「スピッツなんて"愛してるの響き"だとか"誰もさわれない二人だけの国"だとかフワフワしまくってる脳内お花畑のクソバンド」だと思ってるそこのお前!に、是非これらの曲を紹介したい。あ、ちなみに↑は2ヶ月前までの僕のことです。ははは...
グラスホッパー
初っ端から、音源がYouTubeに上がっておらず弾いてみた動画になってしまい残念なのだが(いやしかしこの方のギターのカッティング、音色もミュートの仕方も好みなので聴いていてとても気持ちいい...ありがとうございます。)、アルバム「ハチミツ」より、グラスホッパーを紹介したい。
まず、「スピッツなんて〜(以下略)」と思っているそこのお前はこのジャキジャキのギターに感動してほしい。いや感動するべきだ。チェリーとかしか聞いたことのないお前は意外と思うだろうが、スピッツはちゃんとこういうお前ら好みの曲もやっているのだ。
この曲はググっていただければわかる通り、「歌詞に出てくる『アレ』が実は『アレ』だったりしてこれはひょっとすると、いやひょっとしなくてもアレなんじゃないか」という話に終始しがちだ。しかし、グッとくる歌詞は他にちゃんとあるのだ。
本当なら死ぬまで恋も知らないで
力を抱え込んで 潰れてたかもね
転がる石 蹴とばして 苦笑い
お茶を飲み 悶々となった気持ちは捨てないで
これは1番、2番のBメロに登場する歌詞なのだが、この表現力は素晴らしくないだろうか。噛み締めてほしい。
8823
お次はライブでも定番の一曲、アルバム「隼」より、8823をご紹介。読んでわかる通り、ハヤブサである。ギターで奏でるメロディーとリフがかっこよすぎる。WikiさんによるとPoliceをイメージして作られた曲ということだが、やはりこの辺の曲がモチーフなのだろうか...
The Police - Message In A Bottle - YouTube
不死身のビーナス
続いてアルバム「空の飛び方」より、不死身のビーナス。重厚なギターとベースが特徴的な一曲。これもBメロの歌詞に惚れ惚れしてしまう。
二人で取り出そう 恥ずかしい物語を
ひたすら背中たたかれて バカな幸せ
さよなら飲みほそう 生ぬるい缶ビールを
あくびが終わる勢いでドアを蹴飛ばす
あとAメロのバックで聞こえるカウベルも注目ポイント。
僕は不死身のビーナスを聞くとDinosaur Jr. のこの曲を思い出してしまう、まあリリースはこっちの方が断然早いのだが...
Dinosaur Jr - Over It - YouTube
ワタリ
これは聞いた瞬間気に入ってもらえる自信がある。「スーベニア」より、ワタリ。00年代の邦楽ロックど真ん中、といった感じ。
恋する凡人
【弾いてみた】恋する凡人(Live ver.)【ニセ テツヤ】
最後はアルバム「とげまる」より、恋する凡人。「歌詞にできない」と歌詞に書いてもしっかりハマっているところが素晴らしい。
以上5曲、スピッツを小馬鹿にしている人は是非聞いて心を改めてほしいと思う。