最近Polkadot暗号通貨のプロジェクトに興味を持っています。ちょっとだけ調べられたので備忘録。
なお、記事の作成にあたって正確に文献を解読する努力はしておりますが、筆者は暗号通貨・ブロックチェーンに全く明るくないため情報の正確性は保証しかねます。ご了承ください。
Polkadotとは
Polkadot(DOT)とは、ブロックチェーンネットワークの1つです。
いわゆるWeb3.0において、パブリックブロックチェーンの実用のネックになっている
・相互運用性(インターオペラビリティ)
・拡張性(スケーラビリティ)
の向上に取り組んでいます。
ちなみにWeb3.0とは、
「現在Googleなどが管理している個々人のデータ(管理権)を各ユーザーに返却し、ブロックチェーンを用いた分散的な方法で管理しよう!」という動きのことです。と私は思っています。。
Polkadotの仕組みの特徴
このインターオペラビリティ問題に取り組むため、Polkadotは
・リレーチェーン(親)
・パラチェーン(子)
という仕組みを用いています。
パラチェーンにインターオペラビリティ(相互にデータをやり取りできる性質?)があることで、トランザクションを並列処理できるようになり、スケーラビリティ(取引データが増えても処理速度が遅延しない)が効くようになるらしいです。
Polkadotのパラチェーンになりたいプロジェクトは、オークションによってパラチェーンの枠を獲得できます。これによりそのプロジェクトはPolkadotの経済的セキュリティの恩恵に預かれるわけです。
オークションでは各プロジェクトはDOTをロックする「期間」と「枚数」を選択することによってビッドを行います。
したがって、より「長期間」「多くの」DOTをロックすることでパラチェーンになる可能性を高めることができるということになります。これはDOT自体の価値の安定性に貢献するインセンティブをパラチェーンのCandidates(多分この表現は誰もしていないです)に与えていますね。
テストネットではPlasmなどが既にパラチェーンとしての接続を完了させています。
ここには書けなかったこと
この他にも
下記のような特徴や
・フォークなしのアップグレード
・プールされたセキュリティ
・オンチェーンガバナンス
・Substrateというブロックチェーンを作る型(かた)
下記のような構造上の要点
・ブリッジ
・参加者
・コンセンサスアルゴリズム
にも言及したいのですが、本日は一旦辞めさせていただきます。
本記事作成にあたっては下記のお二方のツイートが原動力になりました。
https://twitter.com/crypt_guko/status/1389129775697039360?s=21
https://twitter.com/shnshkw/status/1389134864402636809?s=21
また、石川さんが上記ツイート内で挙げてくださったこちらの資料を参考にさせていただいております。
https://crypto-times.jp/ct-analysis-16th-report/
当然ながら全ての文責は私にございます。
ありがとうございました。引き続き改稿予定です。