きぽん’s Room

kipon氏の日々の進捗を音楽とともに記録していくお部屋です

蒲田前奏曲 初日舞台挨拶 伊藤沙莉さんを初めて生で見た話

蒲田前奏曲 初日舞台挨拶


9/15の先行上映が終わった直後、ビッグニュースが舞い込んできた。
なんと25日の初日舞台挨拶に伊藤沙莉さんが登壇するらしい。
まさかこんなにすぐ沙莉さんの舞台挨拶があるとは思っていなかった私は、予約開始時刻になった瞬間ヒューマントラストシネマのホームページでライブの一般チケット獲得さながらにF5を連打し、喜び勇んでチケットを予約した。
そしていよいよ当日。夢のような記憶がかすかに残るうちに書いておきたい。
映画の感想もアップデートします。
 

待ち時間

早帰りdayだったので16:00に退勤をキメた私は、16:30には会場についていた。開演2時間前。早すぎる。早速チケットを発券して、1Fのカフェでハンバーガーを食べながら前日放送のオズワルドのオールナイトニッポンゼロを爆音で聴く。がんばれ兄ちゃんの話でほっこり、松茸とアワビで爆笑。

 
18:00前くらいに会場に戻るともう結構な人が待機していた。先行上映に比べるとやや女性及び若者が増えた印象だった。男女比6:4くらい?で私より若い方もちらほら。「さっき沙莉ちゃんがロビーにいたらしい」なんて会話を小耳に挟み、おお...そういうもんなのかと思うなど。もっと早く上がってくればよかったと若干の後悔。そういえば先行上映の時も終了後8Fから7Fへエスカレーターを降りて顔をあげた瞬間に松林うららさんがいらっしゃってびっくりしたことを思い出す。
 
18:20に開場。アルコール消毒をしながらいそいそと進み自分の席番号を見つけ、座った瞬間の眺めがこれである。
 
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「やってしまった」と思った。これは近い。近すぎる。スクリーンでけえ。。。
先行上映の時は遥か後方で目を細めながら見ていたので、前列がどれだけ前なのかよくわかっていなかった。そして自分より前には明らかにメディア関係者と思われる方しかいない。まじでこの距離で沙莉さんはじめ出演者の方が見られるのかと胸が高鳴る。自分の胸に手を当ててゆっくり深呼吸すると、息を吐いている間に心拍数がゆっくりになるのが感じられるので落ち着けるという個人的ライフハックでリラックス。そんなことをしている間にあっという間に開始時間になっていた。
 

舞台挨拶

18:30、松林うららさんの挨拶でいよいよスタート。そして出演者の方々のご登壇!振り返って入口付近を見るのだが遠くてよく見えない...まあすぐ目の前にいらっしゃるのだからと心を落ち着ける。福田麻由子さん、伊藤沙莉さん、瀧内公美さん、川添野愛さんの順。皆さんが所定の位置につくと、なんということでしょう!
 
真正面に伊藤沙莉さん。
...え?これは夢ですか?
 
正直本当はガン見したいのだが逆に真正面に入ってしまったが故に不躾にも視線を飛ばしてよいものかとそわそわしてしまい、意味もなく天井を見つめたり1秒間に5回くらいまばたきをしてしまったりしていた。おでこに指をつけられなくなると椅子から立てなくなる現象があるが、まさにそんな感じで背中を椅子にひっつけていた。
実際の沙莉さんは立ち姿も話し方もいつもテレビで見ている雰囲気そのまま、そしてラジオでよく聴いていた声を生で聴ける感動。終始福田麻由子さんとわちゃわちゃしていい感じの雰囲気を醸していらっしゃった。
とにかくずっと夢見心地だった。
というわけで挨拶はよく覚えていない。確かまず瀧内さんが話して、その後福田麻由子さんと沙莉さんで褒めあった後に川添さんに話が振られて「話しずらいんですけど...笑」といった流れだったと思う。これを見て記憶が復活した。


伊藤沙莉、子役時代からの仲・福田麻由子と息ぴったり? お互いの成長に感慨「心底尊敬してる」 映画『蒲田前奏曲』初日舞台あいさつ

そしてフォトセッション。ここで皆さんマスクを外す。前回同様、「目線ください〜」とか「奥のカメラに向かって手を振ってください〜」とかやっている。写真を夢中で撮ってたら左の親指がつった。間を持たせるために沙莉さんがおどけてダブルピースをする一幕も。何にせよ沙莉さんのお顔を拝見できて本当によかった。ただただ感動。
 

映画の感想

ここから改めて映画の感想をつらつらと書いていきます。ネタバレばかりです。
「蒲田哀歌」
二回観てようやくわかったこと。セツ子がカメラを借りて覗きに行った「えいこちゃん」は、セツ子ちゃん自身の子ども。人生で一番怖かったこと「その質問には答えたくありません」は、戦争で自分が死んだ時のこと。自分の理解力のNASAェ...
 
・「呑川ラプソディ」
沙莉さんのインタビューやラジオなどを色々聴いてから再度見ると、帆奈が前回にもまして痛々しく見えてしまった。特にまりっぺの婚約者をガン詰めしている時に聞かれてもないのに自分の話を捲し立てて「こんな私はおかしいっていうの?」とブチギレるシーン。本当に「私の幸せはこれだから」って思えてたら他人の価値観にあえて入っていったり違う価値観をぶつけられて取り乱したりってそこまでしない。反発する帆奈に切なさも感じてしまった。転職して外資系企業に入ったという設定も、どちらかというと新卒で自分が望む会社に入れなかったから頑張りましたといった雰囲気があるし、「私はやれるんだ」って自分にずっと言い聞かせているように感じた。帆奈は「自負」と「不安」で揺れ動く非常に味わい深いキャラクターだと思う。心ぐちゃぐちゃアンビバレントな役の沙莉さん本当に大好き。
個人的な表情注目ポイントは、帆奈の「映画は配信でしか観ない」の顔、まりっぺの「実は...来月結婚します!」の直前の顔、あたりですかね...あと橋を渡る順番もさきがけ帆奈しんがりまりっぺ(with日傘)といった感じで立ち位置出てましたね。マチ子は企画したり雰囲気変えようとしたりバランサー役なんでしょうか。今作の視点となるキャラなので一番観客側に近い存在かも。
でもぶっちゃけよくわからないんです、こういう雰囲気は...結局人から伝え聞いた話だけで自分がその中にいたことがないので。やっぱり女性にしか見えない登場人物の微妙な距離感や表情がありそうですね。
 
・「行き止まりの人々」
名前を忘れられちゃった荒川(柄シャツのカメラマン)、本当に前園真聖さんに似ていらっしゃるなと思っていたのですが、実際に映画監督もやられている二ノ宮隆太郎さんという方でございました。http://dongyu.co.jp/profile/ryutaroninomiya/
最初見た時は荒川みたいにいい感じの人間が本当は一番ヤバい奴でしょと思っていたが、どうもそういうわけではないみたい。だから(いい奴だから)最後に制作中止になってしまうのよね。
 
・「シーカランスどこへ行く」
2回観てよかったな、というかなんとなく掴めてほっとしたと思う作品。特に1回目はよくわからなかった後半部分。のびくん?(眼鏡帽子マン)の台本を持っちゃってるゆるい雰囲気、よかったです。最後にりこさんが「マチ子お姉ちゃんの映画を観て女優さんてすごいと思った」(ざっくり)と言っているのだが、マチ子は「売れない女優」であり、そもそも公開される映画が地方でロードショーされているのか?という疑問や、公開されていたとしてもかなりのちょい役ではないのか?(「すがくん」との共演は死体役でしたよね in呑川ラプソディ)、さらに言えば映画監督があんなに下手に出てくるということはマチ子よりむしろりこさんの方がチカラがある存在なのではないか?など色々な疑問が浮かんできます。
詳しくは渡辺監督のこんなインタビューがありましたので、是非映画を観た後にご覧ください。

【渡辺監督インタビュー】『蒲田前奏曲』第4部「シーカランスどこへ行く」での東京中心主義批判の意図とは | ミルトモ

 
こんな感じで沙莉さんが見られた舞台挨拶も、2度目の映画も、最高でした。
今秋は伊藤沙莉さん出演の映画の公開が数多く控えていますので、楽しみで仕方ありません。最後は「女王の教室」のお二人のお写真で締めたいと思います。本当にありがとうございました!!

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蒲田前奏曲 舞台挨拶・先行上映 感想

蒲田は私にとってちょこっと思い出深い街だ。大学時代、友人が住んでいる寮が蒲田にあり、頻繁にというわけではないが時おり遊びに行っていた。バッティングセンターでソフトボール大会の練習もしたし、西口のサンロードで買った1000円の白いリュックサックは今でも使っている。沖縄旅行前日に蒲田の某激安焼肉店へ食べ放題に行ったところ、翌日見事にお腹を壊し旅行に行けなくなったこともあった。

そんな楽しい思い出も苦い思い出もある街、蒲田をメインに、売れない女優「マチ子」を軸に撮影された映画の連作集「蒲田前奏曲」の舞台挨拶・特別先行上映へ行ってきたので、書きたいことを書いておこうと思う。

このブログの他の記事を見ていただけると一目瞭然なのだが、筆者は伊藤沙莉さん大好きおじさん(おにいさん)なので、4つの連作のうち「呑川ラプソディ」中心の記事になることご了承されたし、です。

 

①待ち時間

私は舞台挨拶というものに行ったことがなく、実際どんな雰囲気なのか興味があった。会場に着いて、映画館のある8Fでエレベーターを降りると、既に蒲田前奏曲の舞台挨拶目当てと思しき人々が何人か待機していた。割と年齢層が高めで、自分が一番年下なのではないかという感じがした。知り合い同士の人もいるようで、映画好きそうなおじさまたちが壁際に立って談笑していた。男女比8:2くらいで、映画のテーマを考えるともっと女性が多いと思っていたので意外だった。テーマ的にはもっと幅広い層の人に見てもらった方がいいんだろうかとも思ったが、そもそも映画を熱心に追いかける若人が少なくなっているのかもしれないとも思った。

 

②舞台挨拶

劇場内に入ると、舞台の下手側に大きな「蒲田前奏曲」のポスターが額に入れられて立てかけてあり、おおいよいよ来てしまったなと気持ちも高まる。松林うららさんの挨拶でスタートし、他のキャストの皆様も入場。瀧内さん、福田さん、和田さん、川添さんからご挨拶。女王の教室世代(?)としては福田麻由子さんを生で見られたのは感慨もひとしおでございました。

フォトセッションでは一般の人も含めてキャストの皆さんの写真を撮ることが許されるのだが、「目線が欲しい方は挙手をお願いします、、あ、マスコミの方で!」となっていたのが面白かった。
 

③「蒲田哀歌」

弟に彼女ができた時の姉の嫉妬心を描き、戦時中の蒲田の空襲とミックスした作品。バッセンやらホッケーやら個人的に懐かしい場所が出てきていた。どこまでが映画上の現実でどこからが映画上でも虚構なのかよくわからない作品、好きです。戦争の話を見ると小学校の時にテレビで見た「僕たちの戦争」の森山未來さんを思い出します。

 

④「呑川ラプソディ」

こちらが沙莉さん出演(外資系企業のキャリアウーマンの帆奈役)の作品で、大学同期の女子会を描いている。印象に残ったのは、女子会の一行が別の女性を連れたまりっぺの彼氏と温泉でまさかの鉢合わせをしてしまいまりっぺが打ちひしがれるシーン。彼氏が別の女と密会していたことよりも、彼氏が温泉好きなのを知らなかったことにショックを受けるのだが、結構笑ってた人もいた気がするけど個人的には真面目にそれはそうだよなと思ったシーンだった。あと最後の挨拶でも松林さん穐山さんからコメントがあったように、「帆奈は特別」なんだなと思った。一人だけ温泉に入らない、浴衣も着ないのもそうだし、最後にみんなが堰を切って本心を打ち明けるシーンでも帆奈は一人だけ「強い(強がる?)帆奈」のままだった。ちなみに新車のプリウス2.5台分?って絶対そんなもんじゃないでしょと思ってます。キレッキレの沙莉さんが見れてよかったです。

 

⑤「行き止まりの人々」

松林さんの実体験を元に作られたMeTooを題材にした話。最終選考で瀧内さん演じる黒川がどんどんやけになっていくところが好きです。○林組と住×商事の事件を思い出しました。いい悪いは置いておいて、社会を作っているのは中年男性だよなとは思います。そして自分もこれから否応なく作る側に回っていくんだな、と。

 

⑥「シーカランスどこへ行く」

これはもう最初のトーク以外私の理解を超越していました。子ども特有の覚え間違いってありますよね。あとレッサーパンダにパンちゃんって名前をつけるのは...レッサーにしてあげようよ。BUMPも「レッサーのことレッサーパンダって呼ぶなよ!」って隠しトラックで言っているし。りこさんは存在しているだけで大女優なのです。

 

⑦最後の挨拶

松林さんと「呑川ラプソディ」の穐山監督からネタバレ含めての振り返りで、終了でした。

 

まとめ

久し振りに蒲田に行きたくなる作品でした。ロケ地めぐり&温泉入りに行きます。

大学時代に蒲田のブックオフで漫画の立ち読みをすることによって脚力を磨き上げた生粋の蒲田人である私の友人にも薦めたいなと思っております。

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伊藤沙莉さんについて

 最近伊藤沙莉さんをめちゃめちゃ推している。

 最初に存在を知ったのは、小5の時に放送され当時大変話題になったドラマ『女王の教室』だった。天海祐希さん演じる小学校の担任・阿久津真矢が冷徹な独裁者としてクラスに君臨し、子どもたちに乗り越えるべき壁となって立ちはだかるホラー系学園成長物語である。この際小学校を学園と呼べるのか?という問題は留保されたい。というか、そんなジャンルはない。言わずと知れた名作だが、正直私は中盤以降の記憶が一切ないのだ。最初の数話は確かに見ていたのだが、あまりにも天海さんが怖すぎてそれ以降の記憶がなく、もはや見ていたのかも見ていなかったのかも覚えていない。うっすらと「一人カラオケでストレス発散してる教員がいたような?」「教室に灯油ぶちまけて燃やそうとしてたやついたよな?」というとても記憶とは呼べない幻影のような何かが頭の奥に浮かんでは消えていくばかりで、とにかくトラウマ級の作品であった、ということしか覚えていない。本当はいつか見返したいのだがそれは他の出演作品を全部見てからになるだろう。

 ではなぜ覚えていたのかというと、公式ガイドブックを小学校の図書室で借りたことがきっかけだった。当時にしては先進的だった母校の図書室では、子どもが頼めば流行りの本でも蔵書にしてくれたし、クラシック中心だが音楽CDもたくさん置いてあった。手当たり次第に本を読み散らかしていた小学生時代の私は、たまたま見つけた女王の教室の公式ガイドブックも借りて帰り、パラパラ眺めていた。そこに阿久津真矢のクラスのメンバーがずらっと載っているページがあり、「田中桃(伊藤沙莉)、ハスキーボイスのうんたらかんたら・・・」と書かれてあった。それで「ああなんか声に特徴あった子出ていたな、キューティーハニーも歌ってたっけ、なんか気になるな」と思い、初めて役名と演者の名前が一致して脳内の片隅に残ることとなった。

 その後長い潜伏期間を経て、再び記憶の蓋が開いたのは私が社会人1年目の時に放送されたNHKの朝ドラ『ひよっこ』だった。米子さおりを見てああ女王の教室に出ていたあの人だ、とすぐ思い出した。ただひよっこに関してもそこまで熱心に見ていたわけではなく、会社の休憩室でお昼時にちょこちょこ見ているだけだった。どハマりした後家族から「米子本当に面白かったよ〜」と言われて自分の感度の低さにがっかりしたのは言うまでもない。今、ギリギリ言いながらNHKオンデマンドでひよっこを見ている。

 それ以降テレビで見かける機会も増え、住友生命や大東建託のCMをはじめ、『これは経費で落ちません!』などドラマでも活躍していて「わ〜めっちゃ出てるなぁ」と思っていた。ただこの時点ではまだ今のようにどハマりしているわけではなかった。

 自分の中で爆発的にツボに刺さったのは、『映像研には手を出すな!』であった。友人から薦められて何の気なしに作品を見ていたのだが、1話を見たところで主人公の浅草みどりの声がどうにも気になる。ちょっと低めの語りの声が気持ちいいのだ。これは面白そうだと思って本編を見終わり、エンディングで声優を確認したその時、「伊藤沙莉」の文字を見て戦慄が走った。…いや、これってあの伊藤沙莉なのか?女王の教室に出ていたあの伊藤沙莉?今ガンガンテレビに出まくってるあの伊藤沙莉なのか?どう考えても伊藤沙莉という同姓同名の女優がいるとは考えられないが、そんなことを考えるよりも早く「伊藤沙莉 映像研」でググり始める自分の指、そして画像検索でよくテレビで見ている顔が出てきた時の驚き…言われてみればどうやったって伊藤沙莉の声にしか聞こえないのだが、間違いなく彼女の声は「浅草みどり」の声としてアニメを形づくっていた。

 この事実に直面した瞬間私は完全にやられてしまった。そしてこの人の声がもっと聞きたいと思った。

 そんな中で4月から放送がスタートしたNHKの夜ドラ『いいね!光源氏くん』で、さらに心を掴まれてしまった。千葉雄大さん演じる現代に突然出現してきた光源氏と、それを受け入れる沙織殿の関係に終始ニヤニヤしっぱなしだった。ひかるくんとのコメディタッチのシーンと沙織殿の自己嫌悪が募ってシリアスになるシーンのギャップがもうたまらんといった感じで、この番組は本当に毎週の楽しみになっていた。何となくキャラ立ちがはっきりしていたり、単刀直入にものを言ったりする役が多い印象を勝手に抱いていたので、ちょっと控えめ・冷静・自信なさげ・責任背負い込みがちな沙織殿という役は意外なほど意外性があってとても味わい深かった。

 『映像研』と『光源氏くん』のダブルパンチを食らった私は、いてもたってもいられずアマゾンプライムで色々な作品を見た。『獣道』、『パンとバスと二度目のハツコイ』、『全員片想い』…どれも素敵な作品で、彼女の存在感に引き込まれてしまった。特に獣道でのサラリーマン家庭に引き取られて実の娘よりも娘らしくなっていくシーンとパンとバスと〜での「ふみのことまだ好きだなって思うよ」とこぼすシーンは大きなフックとなって残っている。そのシーンだけ巻き戻して何回も見てしまった。(アマプラでサクッと見られるので気になる方はご参照されたい)

 サイチャン(伊藤沙莉のsaireek channelというネットラジオ)を聴くようになったのもこの頃だった。確か最初に聴いたのはVol.54(外国語の擬音語・擬態語を当てるクイズを延々やってる回)で、何だかよくわかんないことをやっているなと思ったのだが、(これが番組の目玉企画である「道場シリーズ」の一つだと知るのはもう少し先のことだった)何回か聴いているうちに中毒になってしまった。独特の言葉遣い(いわゆる沙莉語)がすごく気になり、毎回の放送で新しい言い回しを聞くたびに頭を抱えて笑っている。

 『トランジットガールズ』では涙が止まらなかったし、『ペンション・恋は桃色』では他の登場人物との距離感がツボだった。最近公開されたステップも劇場も見た。映像作品を色々と見るようになってグッときたポイントは、絶妙な表情である。突然で困惑しているけど嬉しい、とか、ムカつくんだけど面と向かって文句は言えない、とか、そういう複合的な表情にすごく見応えがある。あと眉毛の動きがめっちゃ好き。

 そんなこんなで伊藤沙莉さんから目が離せない。何より嬉しいのは、伊藤沙莉さんが同世代(しかも同い年)だということ。今後の作品でどんな一面を見せてくれるのか、というのが楽しみなのはもちろんそうなのだが、それにも増して、彼女の活躍を見ながら、あの作品の時は自分はあんなことしていたなと思い返せると思うと嬉しくて仕方がない。私が好きでい続けさえすれば自分としては一生楽しめる可能性も十分あるわけで、ほぼほぼ永久機関を手に入れたようなものである。

 極論すれば何かしらの映像に出演されて何かしらの言葉を発している姿を見ることができれば個人的にはそれだけで気分が明るくなるので、今後もちょこちょこと見続けたいなと思っている今日この頃である。

 

追記(20/9/26)

このブログをTwitterで垂れ流したところ、親愛なるフォロワーさんから「ガイドブック持ってました!」のリプをいただきました。まさかそこで共感してもらえるとは...しかもご実家に帰省された際にわざわざ探してくださったそうで感無量。画像をいただいたので是非共有させてください。長い文章書いて本当によかった。。ありがとうございました!

女王の教室 ガイドブック 表紙

こちらが表紙。画像だけで怖さが溢れていらっしゃる天海さんです。

 

女王の教室 ガイドブック 生徒一覧

そうそう!こんな感じでメンバーが載っていたんですよね。進藤ひかる役の福田麻由子さんは先日『蒲田前奏曲』の舞台挨拶で生で拝見しまして、とても素敵な女性!といった感じになっていらっしゃいました。

 

田中桃(伊藤沙莉)女王の教室

そしてこちらが沙莉さん。「愛らしいルックスにハスキーボイス、そして驚異的な勘の良さ」って最高か...? 当時多分私はハスキーボイスの意味がよくわかっておらず(それっていうのはいったい高い声なの低い声なのどっち?みたいな)このページで「ああ、あの子みたいな声をハスキーボイスって言うんだな」と納得したような気がしてます。伊藤沙莉さんは私にとって "「ハスキーボイス」という言葉の意味を教えてくれた人"  でもありますね(謎)

 

最後に近日公開予定の伊藤沙莉さんご出演作品等の一覧を掲載いたしまして、一旦辞めさせて頂きます。

『伊藤沙莉のsaireek channel』

park.gsj.mobi

https://park.gsj.mobi/program/show/40889

こちらから聴くことができます。隔週土曜日配信。今日からあなたもサイリーク!

 

『ステップ』 7/17〜公開中

step-movie.jp

https://step-movie.jp/

 

『劇場』 7/17〜公開中(Amazon Primeでも配信中)

gekijyo-movie.com

https://gekijyo-movie.com/

 

『蒲田前奏曲』 9/25〜公開中

motion-gallery.net

https://motion-gallery.net/projects/kamatapreludefilm

 

『小さなバイキング ビッケ』(声の出演) 10/2

vic-movie.com

https://vic-movie.com/

 

『とんかつDJアゲ太郎』(友情出演) 10/30

wwws.warnerbros.co.jp

https://wwws.warnerbros.co.jp/agaru-movie-tdajp/

 

『十二単衣を着た悪魔』 11/6

www.juni-hitoe.jp

https://www.juni-hitoe.jp/

 

『ホテルローヤル』 11/13

www.phantom-film.com

https://www.phantom-film.com/hotelroyal/

 

『タイトル、拒絶』 11/13

lifeuntitled.info

http://lifeuntitled.info/

 

それではまた。

伊藤沙莉さんがメディアで推してた曲のまとめ

「ひよっこ」「獣になれない私たち」「映像研には手を出すな!」などなどで大活躍中の伊藤沙莉さんが、ラジオ等でピックアップしていた音楽をただひたすら貼ってゆきます。

I Need to Be In Love

I Need to Be In Love

  • カーペンターズ
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

Loser Like Me (Glee Cast Version)

Loser Like Me (Glee Cast Version)

  • Glee Cast
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

TONIGHT

TONIGHT

  • SEKAI NO OWARI
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

これさえあれば

これさえあれば

  • T字路s
  • ブルース
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

彼女

彼女

  • サスケ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

LOVE~winter song~

LOVE~winter song~

  • 福原 美穂
  • R&B/ソウル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

たしかなこと

たしかなこと

  • 小田 和正
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

コノウタ

コノウタ

  • ももいろクローバーZ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

君だけじゃないさ...friends(2018アコースティックVer.)

君だけじゃないさ...friends(2018アコースティックVer.)

  • アンジュルム
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

ニニニニニ

ニニニニニ

  • 岡崎体育
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

  

点描の唄 (feat. 井上苑子)

点描の唄 (feat. 井上苑子)

  • Mrs. GREEN APPLE
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

HaruHaru (Japanese ver.)

HaruHaru (Japanese ver.)

  • BIGBANG
  • ポップ
  • provided courtesy of iTunes

  

毎朝、ボクの横にいて。-Sweet drip mix-

毎朝、ボクの横にいて。-Sweet drip mix-

  • コブクロ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

  

Story

Story

  • AI
  • R&B/ソウル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

  

タッタ

タッタ

  • ゆず
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

英雄ポロネーズ

英雄ポロネーズ

  • 辻井伸行
  • クラシック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

LIFE is... 〜another story〜

LIFE is... 〜another story〜

  • 平井 堅
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 


Rie Tender Love

めんどくさいことリストの進捗状況。

みなさんこんにちは。以前の記事で「めんどくさいことリスト」を作成していた私ですが、なんやかんやリストを実行できたのではないかと思っております。そこで本日はその検証をば。 

www.kipon16g.com

 

進捗状況一覧

早速ですが、上記事に書いためんどくさいことリストの内容とその進捗状況を一覧で書いていきます。

1. 溜まってる本を読むこと

 →岩村充さんの『貨幣進化論』読みました。面白かった記憶はあるんですがあんまりよくわかってないです。というわけで⭕️

 

2. 職場の先輩から勧められている動画を見ること

 →これはYouTubeでいくら調べてもありませんでした。やろうとはしたんで⭕️

 

3. 出勤時に podcast の all ears englishを立ち上げること

 →直近は話題のaiko(サブスク解禁ありがとう!)やら東京事変(再結成おめでとう!)やらを聞いてしまってますが、2週間くらい前まではしっかり消化しておりました。というわけで(○よりの)

 

4. CFAの勉強

 →年明け〜2月頭くらいまではそこそこ頑張ってて、FRA(会計の分野)はテキスト読み終わりました。ただそれ以降は全くやっていないので

 

5. DMM英会話

 →はい、やっておりません。おしゃべりが苦手なのです。というわけで✖︎

 

6. 楽天銀行とBITMAXに口座開設

 →楽天銀行で口座開設し、BITMAXもはじめ、ビットコインをちょっと買ってみました。(最近の資産価格の暴落で半分以上やられてます。)というわけで⭕️

 

7. SBI証券にiDecoの口座を作ること

 →SBI証券で口座開設し、iDecoの資料を請求しましたが、なんやかんや楽天証券と迷っているところです。というわけで

 

8. 部屋の壁に文字を書けるようにするために模造紙を買ってくること

 →やりました。めちゃめちゃ快適です。というわけで⭕️

 

9. ギターの演奏動画をあげること

 →やりました。めっちゃ見切れてますが。


Orion wo Nazoru - UNISON SQUARE GARDEN (TIGER & BUNNY OP) [Guitar & Vocal Cover] by kipon

というわけで⭕️

 

10. Garagebandの使い方を覚えること

 →相変わらずドラムの打ち込み方がよくわかっておりません。(一度だけYouTubeで解説動画見たけどめんどくさくてやめてしまった)というわけで(△よりの)✖︎

 

11.音楽理論の勉強

 →宇田大志さんの動画を見たのと、宮脇俊郎さんの本をざっと読みました。宇田さんの動画は特に良かったです!確かに3時間で世界が変わりました。(ただし自力で再現できるかというと微妙。。。)というわけで(○よりの)


【ゼロから学ぶ音楽理論】この配信でダイアトニックコードまで理解してもらいます

 

 

 

12.朝起きること

 →はい、✖︎ですね。休日は相変わらず午前を溶かしております。

 

総合評価

12項目中 ⭕️5、4、✖︎

あ、れ、思ったよりやった項目が少ないですね。

自分の中ではあれもこれも結局やったじゃんわーいわーい♪みたいなテンションだったんでちょっと意外でした。まあ○よりの△合わせれば半分は超えるか。

 

まあそれでもあんだけめんどくさいと思っていた割にはやっていることに間違いはないので、可視化するのって大事ですね。

ブログにやりたいことを書いて一定期間後にどうなったか検証するというこの企画、意外と気に入りました。できればまたやりたいですね。

 

新型コロナウイルスの感染者数の予測を適当にやってみた

みなさんこんにちは、kiponです。新型コロナウイルスが幅を利かせておる昨今ですが、いかがお過ごしでしょうか。

今日は新型コロナウイルスが日本においてどのくらいの規模で拡大していくのか、今後の感染者数をざっと計算してみたいと思います。

 

前提

下記のサイトによると、新型コロナウイルスは約7.4日で感染者が倍になっていくそうです。(ランセットという査読付きの医学雑誌上では約6.4日とのこと。)

 

「新型コロナウイルス(2019-nCoV)の初期症例データ:中国CDC報告」

医学文献検索サービス -メディカルオンライン

 

ざっくり一週間で感染者が倍になるという仮定をおいて計算することにします。

 

やり方

ごく単純です。

①現時点での感染者数を引っ張ってくる。

ググって一番上に出てきたこれをそのまま拝借。

https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/

グーグルのスプレッドシートに表の部分をコピペします。

 

②日付と係数を入力する。

日付は一週間おき。

一週間ごとに倍々に増えていくので、係数は2倍、4倍、8倍・・・です。

 

③現時点の感染者数×係数で一週間後ごとの感染者数を出す。

 

結果

これ。

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新型コロナ感染者数予測

現時点での死亡率をもとに死亡者数も出してみました。

1ヶ月後(4/15)までに感染者数が1万人を超えてしまうというのは、数字上そうだとしても直感的には信じられないなあというのが率直な感想です。

 

補足とまとめ

あくまで単純な計算であること、1週間で感染者が倍というのは流行初期のデータであること、国内外で色々な対策がとられていることから全くあてにならないとは思います。(あてにならないであってくれ)ただ、今後の実現値と比べてみるのは面白いかもしれません。

皆等しく明日は知れぬ身、なんとか乗り切ってゆきたいですね。

 

あ、、記事を書いているこの瞬間に、米ダウでまたサーキットブレーカーが発動したようでした。(終了)

ウイイレアプリが楽しい(ゲーム下手な人向けの話)

kiponです。

ウイイレアプリが楽しい。久しぶりにゲームにハマりました。

ウイイレといえば大学生の時に友人宅で初めてやり、6-0くらいで惨敗した記憶が蘇ります。

興奮してしまうとすぐにコントローラをガチ握りしてしまうため、手が筋肉痛になり、おまけにコントローラを手汗でぐっちゃぐちゃにしてしまうので、しっかりと顰蹙を買っておりました。

それからというものウイイレでは猛烈なスライディングによる「芝刈り機レッドカード芸人」に徹するのみで、すっかり勝利の味わわずにここまでやってきました。

やっぱり子供時代に家庭用ゲーム機が家になかった身としては、操作が難しいんですよね。

しかし、アプリ版では自分にもできる操作レベルになっている!これはやるしかないと思い、色々作戦を考えて友人をボコボコにしたり(されたり)して、楽しんでいます。

 

簡潔にどこが面白いかを書いてこのエントリとしたい所存。

 

操作が楽

一番はこれです。PS4では△+L1だのなんだの複雑なコマンドを入れないと色んな技が使えないのですが、アプリ版では簡単なフリック操作でダブルタッチやらルーレットやらの華麗な技が繰り出せます。素晴らしいですね。

 

個人技より陣形

これは固定ゲーム機版でも同じなのかよくわかりませんが、いたずらに個人技を練習するより陣形が大切だと感じました。これは基本ゲーム操作が苦手な自分にはありがたいですね。最初の頃、フェルナンド・サントスという監督でサイドを破られて失点ばかりしていたのですが、YouTubeで攻略動画を漁っていたところクリスト・バルブエナを監督に使うとサイド突破されにくくなると聞き、即監督を変えました。サントスが4-3-1-2なのに対してバルブエナは4-4-2で、MFが左右に広がっている分守備が安定しました。*1

 

強い選手より、合った選手

いたずらに強い選手(総合値の高い選手)ばかりを集めればいいわけではない、というのも面白かったです。それぞれの選手には「プレースタイル」という動きの特徴があり、これが陣形やポジション、周りの選手のプレースタイルとマッチしていないと選手が全体としていい動きをしてくれないのです。

例えば、僕はバルブエナ監督に変えたばかりの頃、プレースタイルが「ボックスストライカー」のベンゼマとメルテンスを2トップで使っていました。*2両選手とも黒玉(一番レア)で総合値が高い選手です。しかし、ボックスストライカーはゴール前ですぐシュートを打てるような動きをするので、2トップが両方ともボックスストライカーだとゴール前が渋滞してうまく連携できなくなってしまっていました。

これまたYouTubeで動画を漁っていると、「バルブエナの2トップは、1人は『2列目からの飛び出し』にしろ!」というアドバイスを見つけたので、総合値は劣るもののプレースタイルが2列目からの飛び出しのヴィチーニョをメルテンスに変えて起用しました。するとヴィチーニョが空いたスペースに必ず飛び込んでくるんですよね。あとはパスしてシュートするだけです。プレースタイルだけでこんなに得点力って変わるものなんだなと思いました。

 

まとめ

ってな感じでウイイレアプリ楽しいです。特に幼少期に対戦型ゲームで苦渋を舐めてきた(特に家庭用ゲーム機を買い与えられなかった)大人たち!そう、そこのあなた!におすすめしたいです。あの頃の雪辱を、果たすことができますよ。ぜひ。

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*1:現在のウイイレ2020では、バルブエナも4-3-1-2に近いフォーメーションになっています。

*2:ウイイレ2020になって両者ともプレースタイルが変わり、ボックスストライカーではなくなっています。